1.データ収集・分析事業
ビッグデータを活用した入り込み人数調査や、来訪者へのWebアンケートとそれらデータの分析に取り組んでいます。得られたデータや分析結果は川越市や小江戸川越観光協会、川越商工会議所等の関係団体と共有し、川越市の観光施策の策定に活かされています。
2.協働団体アンケート事業
令和5年7月1日から同月17日にかけて、個々の市内事業者が抱えている問題・課題を把握し、DMO川越として何が出来るか、DMO川越に何を求められているかを考える足掛かりとすることを目標に、観光という分野にとらわれることなく、川越市内に店舗や活動拠点がある幅広い分野の組織・団体・会社等、あるいはそれらと関係がある組織・団体・会社等を対象に、Webアンケートを行いました。
→令和5年度協働団体アンケート集計結果(PDF)
3.旅先納税事業
川越市財政課および株式会社ギフティと共同し、川越市内で使用できる電子クーポン「旅先納税 小江戸かわごえe旅ギフト」を令和5年9月26日より導入しました。
この電子クーポンはふるさと納税返礼品としてふるさと納税寄付者に提供されるもので、従来のふるさと納税では恩恵を受けづらかった飲食事業者や体験事業者も恩恵を受けられる仕組みとなっています。
今後は小江戸かわごえe旅ギフトを使用できる加盟店の募集を継続するとともに、関係事業者と共同して小江戸かわごえe旅ギフトの周知活動を行っていきます。
4.インバウンド対応事業
- 4-1 小江戸川越の文化体験ツアー(令和4年度事業)
川越に日本・江戸文化が感じられる体験型コンテンツが多数存在することを広くPRし、川越の歴史・文化の奥深さを日本人および外国人に体験していただくことで来訪者の文化度を上げ、かつ観光滞在時間を延ばすことによる経済効果の上昇を図ると同時に既存の体験型コンテンツのブラッシュアップを図ることを目標としたファムトリップを令和5年3月9日と16日の日程で行いました。
→『小江戸川越の文化体験ツアー』実施報告書(PDF) - 4-2 100年後まで続く「EDO」文化を世界へ伝える事業(令和5年度事業)
川越の日常生活の中に垣間見られる、江戸時代以降連綿と受け継がれてきた本物の江戸文化とも言うべき生活様式を「EDO文化」として定義づけ、その魅力を来訪者と地域住民で共有化することを狙いとして、海外クリエイターや地元協力者を巻き込んだ形で映像コンテンツを制作しています。
またそれと並行して、過去の来訪者アンケートなどから既に一定の評価が得られている、町並みや歴史的建造物などの観光資源の更なる満足度向上を目標に、見せ方・伝え方・組み立て方を意識した既存の観光コンテンツの磨き上げや新規観光コンテンツの造成・商品化、モデルコースやモデルプランの作成を行っています。
→『100年後まで続く「EDO」文化を世界へ伝える事業』実施概要