1川越観光のこころえづくり事業
近年、川越では一部のエリアでオーバーツーリズムとも言える状況が見られるようになっています。
観光を川越の魅力とする一方で、地元事業者・住民・来訪者の三者が互いを尊重し合いながら、
持続可能で魅力的なまちづくりを進めていくことが求められています。
そこで観光を通じた共生のあり方について考え、「川越観光のこころえ」と題した行動指針の策定に向けて取り組んでいます。

近年、川越では一部のエリアでオーバーツーリズムとも言える状況が見られるようになっています。
観光を川越の魅力とする一方で、地元事業者・住民・来訪者の三者が互いを尊重し合いながら、
持続可能で魅力的なまちづくりを進めていくことが求められています。
そこで観光を通じた共生のあり方について考え、「川越観光のこころえ」と題した行動指針の策定に向けて取り組んでいます。
ビッグデータを活用した入り込み人数調査や、来訪者へのWebアンケートとそれらデータの分析に取り組んでいます。
得られたデータや分析結果は川越市や小江戸川越観光協会、
川越商工会議所等の関係団体と共有し、川越市の観光施策の策定に活かされています。
R6年度は川越商工会議所と協働し、お店(事業者)側とお客様側の双方向からアンケート調査をおこない、
提供側と需要側のニーズやギャップ等についての調査も実施しました。
観光地域づくりを推進するにあたり、川越市関係者のご興味あることやチャレンジしたいことを把握し、様々な方をつなげることで、共に よりよいまちを創っていくきっかけとするための調査を行っています。
現状の課題(滞在時間、消費額、一極集中)に配慮しながら新規コンテンツ造成支援、
既存コンテンツの磨き上げの支援及びガイド・観光体験コンテンツの受け入れ体制の強化を図っています。
昨年度造成したツアーをブラッシュアップし、川越ならではの魅力をより深く体験できるよう「人」に焦点を当て対話を中心とした新たなコンテンツ開発に取り組みました。
また、小江戸川越観光協会と協働し、「インバウンド向け飲食店情報」の発信に取り組みました。
地域住民とインバウンド関係者による検討会を通して、川越の共通する価値やその価値に基づいた情報(動画/HP)の制作及び発信、観光コンテンツの発掘・磨き上げ・商品化を行いました。
川越には食べ歩きだけではなく、日本・江戸文化が感じられる体験型コンテンツが多数存在することを広くPR するため、ファムトリップを通じて都内ホテルコンシェルジュやメディア関係者等に体験していただき、既存コンテンツの更なる磨き上げにつなげました。
川越市財政課および株式会社ギフティと共同し、川越市内で使用できる電子クーポン「旅先納税 小江戸かわごえe旅ギフト」を令和5年9月26日より導入しました。
この電子クーポンはふるさと納税返礼品としてふるさと納税寄付者に提供されるもので、従来のふるさと納税では恩恵を受けづらかった飲食事業者や体験事業者も恩恵を受けられる仕組みとなっています。
DMO川越は小江戸かわごえe旅ギフトを使用できる加盟店の募集やプロモーションに係る業務を行っています。
イベント等の後援を積極的に支援し、川越の観光や地域振興を盛り上げていきます。